奥会津只見の昔話 ざっと昔あったど(16/30)

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サルむかし(6)
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「お爺さんは、お湯もお茶もいらないからあなたはサルの嫁になってくれないか。そうすると末娘は、お父さん心配しないで私サルの嫁になりますといって末娘はサルのところに嫁にいきました。そうして暮らしているうちに節句になりました。さて二人でもちついて背負っていかなければといってもちをつきました。」
サルむかし(7)
時間: 37秒
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「そうして重箱にいれて持っていこうとしたら娘が、お父さんは重箱臭いもちは大嫌いだった、桶臭いもちも食べないし何にいれていこうか。そうするとサルは、めんどくさいそれではウスごと背負っていこうといってサルはもちの入ったウスを背負って山を下りました」
サルむかし(8)
時間: 33秒
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「そうして川端まできたらきれいな桜の花がたくさん生えていました。きれいな桜だなあれを一枝お父さんに持っていってあげたいなと娘がいうと、問題ない俺があがってとってきますといって、サルはウスを土に降ろそうとしました。」

サルむかし(9)
時間: 49秒
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「娘があわてて、そのウスを土に降ろしてはだめですお父さんは土臭いもちは食べません。それならしかたがない背負ったまま登ろうととサルはウスを背負ったまま桜の木に登って、この枝がいいかこっちの枝がいいかというと、いいえもう少し上の枝と下で娘がいうのでサルはだんだん上のほうに登ってまた、この枝いいか、いいえもう少し上の枝というのでまた上に登っていって」
サルむかし(10)
時間: 44秒
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「折ろうとしたら、ポキっと枝が折れてサルはウスと一緒に川に落ちて流れていきました。流れていくサルは詩を詠みながら、猿沢にながるる命おしくなけれど、あとに残りし娘こいしやとサルは詩を詠みながら流されていきました。娘は喜んで家に戻ってお爺さんと楽しく暮らしました。いっちょぼこ栄え申した。」
雀の恩返し(1)
時間: 39秒
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「お爺さんとお婆さんがいました。お爺さんは天気がよかったので、今日は山の下手のほうの畑にいってあわの種でもまくところを耕してきますといってお爺さんは出かけていきました。お婆さんはあまり遅くならないうちに帰ってきてください。おうおうといってお爺さんは出かけました。お婆さんは後ろのほうの白菜畑の辺りの草むしりでもしようと」

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