奥会津只見の昔話 ざっと昔あったど(18/30)

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雀の恩返し(8)
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「さてスズメこの種まいてと私たちのところにおいていってくれたんだろうとお爺さんとお婆さんは、喜んで後ろの畑の角にその種をまいて水をくれてたりしていたら、芽をだしてズンズンズンと伸びてとても大きな葉で、これはゆうがおの葉みたいで、かぼちゃの葉ではないなとお爺さんとお婆さんは思いました」
雀の恩返し(9)
時間: 36秒
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「辺りにたい肥や草の腐ったようなものをくれて世話しているとだんだんだん太くなってきて、お爺さんは木を持ってきてたなを結って毎日楽しんでいたら、真っ白い大きな花がさいてひょうたんがみるみるうちに大きなひょうたんになりました。そしてつるが切れてしまうぐらい重たそうなひょうたんになりました。」
雀の恩返し(10)
時間: 36秒
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「お爺さんは、つる折れてしまう前にとっておこうと思って、鎌を持っていって、そして踏み台だしてお婆さんに、踏み台よくつかんでおいてといって、そしてバタンとつるを切って子供ぐらいのひょうたんをお爺さんは家に持って帰ってきました。ドサンとおいたらダラダラダラと真っ白な米が中から出てきました。」

雀の恩返し(11)
時間: 33秒
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「スズメは私たちにご飯を食べてくださいと本当にいいものをくれました。そしてこの米を煮てみるととてもおいしく、私はこんなにおいしいご飯を食べたときない。お爺さんも、俺も食べたときない。何度見てもひょうたんは軽くなりません。」
雀の恩返し(12)
時間: 45秒
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「私たちばかりこんなおいしいもの食べたら悪いからみんなに少しづつあげましょうといって、村の人たちみんなにあげました。そうしているうちにお爺さんとお婆さんは村の人から感謝されるようになりました。スズメを助けたことでスズメに恩返しをしてもらいました。二人は村の人に感謝されました。スズメの恩返しの話でした、いっちょ栄え申した。」
鼠のくれたフクベッコ(1)
時間: 34秒
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「昔々あったど、お爺さんとお婆さんが暮らしていました。毎日仏様に線香をたてたり水をあげたりして仏様を大事にしていました。ところがどこで見ているのか水などあげると、ねずみがすぐにチョロチョロチョロチョロでてきてその水をペチャペチャぺチャ飲んでしまうのです。それでお婆さんはいつも怒っていました。本当にかわいくないねずみたちだ、ねずみに飲ますために私は水をあげているのではない。それである日考えました。」

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