鼠のくれたフクベッコ(11) |
時間:
36秒
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3.5MB
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27.7MB
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「ところがある日お爺さんは山に行かないで町に用事があるので出かけました。それでお婆さんは、お爺さん山に行かないで町に行ったから、お爺さんの好きな南蛮味噌作ってあげようといって一生懸命南蛮味噌を作りました。さていい入れ物ないかな、ちょうどいい入れ物ないから、さていい入れ物ないかなといって家の中を探しました。そうしたらフクベッコが転がっていました。あらいやだお爺さんこんなところにフクベッコ置いて、これちょうどいいからこれにいれよう。」 |
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鼠のくれたフクベッコ(12) |
時間:
37秒
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3.5MB
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6.3MB
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28.6MB
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「たくさん作った南蛮味噌を一生懸命中に詰めました。そして大事に戸棚にしまって置きました。お爺さんは町から帰って来る途中もう少しで家に着くので、そうだ家に着く前にここでフクベッコに入ってまた体を休めよう。そしてフクベッコ探してみたらないので困った、いつも着ている服ではないのでいつも懐に入れているフクベッコがないのです。とても慌てて家に駆け込むなり一生懸命あちこち探しましたいくら探してもフクベッコがないのです。」 |
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鼠のくれたフクベッコ(13) |
時間:
40秒
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4.0MB
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6.8MB
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30.8MB
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「その様子を見ていたお婆さんは、なんだいお爺さんそんなにキョロキョロして何を探しているのですか。この辺にフクベッコなかったかい。フクベッコ、これじゃないですか。私お爺さんの好きな南蛮味噌作ってこの中に入れておきましたから、今夜にでも舐めてください。なに、南蛮味噌入れた渡してみろ。お爺さんは慌てて後ろの川に行くとその南蛮味噌ガバガバガバ洗い流しました。中はどうなってしまっただろうと心配して横にしてまたその中に入ってみました。」 |
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