私達のまち なみえ(2/5)

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安波祭り
時間: 1分35秒
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海の漁に生きる人々にとって、海上の安全ほど大切なものはありません。福島県には大きな漁港が少ないだけに、請戸漁港も貴重なもののひとつです。くさ野神社は安波大明神と大杉大明神を祭ったこの浜の守り神ですが、延宝年間、300年前には海水を献上し、その清濁によってその年の豊漁、不漁を占ったと伝えられ、今もなおそれが続いております。この社は海上の小島にありましたが、長い年月のうちに崩壊し、今では海中に暗礁として残っていると言われております。くさ野神社は保元年間、800年前、シネハシドウタカヨシサキョウダユウが氏神として造営し、室町時代になり相馬氏が厚く尊信して営繕するなど、古い歴史をとどめた由緒ある社であります。下って大正13年には県社に列せられました。
苔野神社
時間: 49秒
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毎年2月24日が大礼で、この神社の祭には南国的な明るさ、華やかさと活気が満ちています。祭の当日には、神社から金銀の御幣を持った奉賛の行列に続き、神輿が部落を巡り歩きます。
田植え踊り
時間: 1分44秒
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海上安全の神、安波様はまた農作の守り神としても知られ、昔、凶作に見舞われたとき、村民が神社に集まり、豊穣を祈願して田植踊りを奉納したところ、その年は豊作に恵まれたので、それ以来この田植踊りも伝承されております。

家々を廻り歩く
時間: 51秒
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大船主の家々を廻り歩く、田植踊りの様は誠に美しく、微笑ましいものです。
海辺で踊る
時間: 1分21秒
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行列は海辺に作られた、紅白の幕の中に神輿を安置し、再び踊りを舞い、奉納するのです。
海に入る
時間: 1分34秒
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豊漁を祈り、海上安全を願うこの若者たちの勇ましい一団は、やがて海へ向かって踊り入ります。海の波は肌を刺すような冷たさですが、そんなことには無関心のように、大団扇を先導として、氷の玉のように砕け散る波しぶきの中で大暴れをするのです。砂浜では、祭壇前での神事、田植踊り奉納、樽神輿の波当たりも済み、これで安波祭りもすべてが終わり、浜祭りの幕が閉じられます。

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浪江町の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。