八雲神社の「神輿渡御祭」と鉾衝神社の「太鼓獅子」〜福島県 岩瀬郡長沼町〜(4/8)

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縁起物をまく
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神社の屋根に上った青年の手によって、縁起物のぐし餅と、桜の花飾りが撒かれ、集まった人々は競って拾い合います。
祭典
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一方、ご神体が戻った社殿では、祭典が行われ、宵祭りの一切が終わります。
お仮舎を戻す
時間: 55秒
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数日後、幟やお仮舎が元の場所に納められます。八雲神社の神輿渡御祭は、こうして幕を下ろします。

桙衝神社の「太鼓獅子」
時間: 1分51秒
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平成13年秋。太鼓獅子と呼ばれる獅子舞が、祭りの中で演じられます。八雲神社がある木之崎地区と隣り合った鉾衝地区。その田園地帯にぽっかりと浮かぶ山。名前を亀居山といいます。その山の中腹に鎮座する、鉾衝神社。日本武尊が奉られ、古来より多くの武将が崇め、延喜式神名帳に名を連ねる、歴史ある神社です。旧舎号を鉾衝鹿島大明神といったことから、地域の人々から、鹿島様の愛称で親しまれています。本殿は柿葺きで、装飾などに、江戸時代初期の様式と、地方色が濃く表れています。社殿の修理の状況を示す棟札が現存し、福島県の重要文化財に指定されています。神輿渡御で演じられる太鼓獅子は、旧暦の閏年に行われる、本祭りで演じられます。
準備・練習
時間: 1分28秒
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鉾衝神社の祭礼に先立ち、いくつかの準備がそれぞれの役割に応じて行われます。祭りの花形とも言うべき太鼓獅子は伝承するために保存会が作られ、鉾衝地区の集会所で、祭りの一ヶ月前から練習に入ります。山車には大太鼓と小太鼓が取り付けられ、主役ともいうべき大太鼓は、小学校高学年から中学生、小太鼓は小学校の低学年の中から選ばれます。動きの激しい大太鼓打ちは、笛の音に合わせて太鼓の枹(ばち)を回したり、屈伸で弾みをつけながら曲打ちをします。この動きに合わせて獅子が操られるため、保存会員の指導にも、熱が入ります。数人が幕に入り、同じ足運びをする獅子は、青年の役目です。練習は長期間、毎日のように行われますが、祭りを伝承していく参加者の顔は、皆笑顔です。
神楽の練習
時間: 20秒
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一方、神社の拝殿では、宮司の立ち会いで神楽の練習が行われます。

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