平成14・15年度版 ふるさと郡山の歴史 -014/041page

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2 食の歴史をたずねて
食べ物で今と昔をくらべよう
3800年前〜300年前

下の写真は、いったい何の写真でしょう。

これは、約2000年前に作られた、土器の底についていた稲の『もみ』のあとです。

福楽沢遺跡出土(ふくらくざわいせきしゅつど)(大槻町)
福楽沢遺跡出土(ふくらくざわいせきしゅつど)(大槻町)

みらいちゃん

すごいね。郡山では、2000年も前から
米作りが行われていたんだね。

ひらくくん

今も、郡山は市町村単位の収穫量(しゅうかくりょう)は、
全国で2番目に多いんだよ。

とらべる

郡山の米作りの歴史について調べてみよう。

大昔から米作りは行われていた

とらべる

 郡山市で、米作りが始まったのは、今から約2000年前です。水田のあとは、残念ながら、まだ発見されていません。

 しかし、写真上のように土器のそこにもみ跡(あと)のついたものや写真下のような稲穂(いなほ)をつみとる道具が発見されています。

石包丁(いしぼうちょう)(三穂田町出土 円寿寺所蔵)
石包丁(いしぼうちょう)(三穂田町出土 円寿寺所蔵)


調べてみよう!
調べてみよう!

 地名に「田」という字がついているところは、昔からよい田んぼだったところです。  近くにそういう地名はあるかな?調べてみよう。










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