北会津村誌 -295/534page

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真渡西光寺の阿弥陀如来とわきだち
真渡西光寺の阿弥陀如来とわきだち

残っている。輝井明神の別当は瀧本院という修験で、宝永の 頃(一七〇四〜一七一〇)いたとあるから、或はそれかも知 れない。
 もう一ヵ寺は、現在無住になっているが、曹洞宗の東照山 西光寺で、この南につづく墓地に五輪の見事なのが五 基あり、当時二〇世確然泰信大和尚、寛文九年(一六 六九)三月二十二日などの碑もみえるから、決して新しい寺院ではない。正保の頃(一六四四〜一六四七)北青木恵倫寺の末寺となるとある。本尊は阿弥陀如来で御丈六三センチ、ここには開山堂二代延宝六年(一六七八)の像や、文政二年(一八一九)の綸旨、文政十年(一八二七)の祈願書なども保存されているが、あまり古いものでほない。

真渡西光寺のわきだち
真渡西光寺のわきだち


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