北会津村誌 -415/534page
下荒井旧肝煎荒井宅ののりこみ
(昭和42年4月建てかえで失った)有難い恩恵のようにみえる。
このように、規模の大小はあるが、孤立散村のような村づくりではないが、一つの屋敷は、家添えの耕地は部 落周辺においても、一戸の生活の単位が揃っているようにみえる。
2、いっぽんやとちゅうもん造り その地方でのありふれた屋造りには、それが普通であるから、特別に名称 のない場合が多い。奥会津方面には曲屋とでもいうべき形の屋造りが普通で、そこに曲屋でない家があると、目 立つので、いっぽんやといっているが、民俗学などでは普通直屋といっている。北会津村など見渡すと、そのい