北会津村誌 -423/534page

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早春の中荒井村の種籾共同消毒風景(42 4.24)
早春の中荒井村の種籾共同消毒風景(42 4.24)

下米塚の苗代つくり(42.4.24)
下米塚の苗代つくり(42.4.24)

農業構造改善事業実施地域の共同田植
農業構造改善事業実施地域の共同田植

た。保温折衷苗代、おか苗代などの普及したのは、昭和二十年の敗戦後で、近年ビニールがはやってきて、苗代 の速成ができるように変った。これもめまぐるしい苗代つくりの変化である。

 4、田うない 明治初年までは平鍬が主であったから、田うないも平鍬でしていたらしい。明治中頃になって 三本鍬がはいって、うない易くなった。重労働であるが、きれいにうなって積み重ねていく技術も楽しみであっ た。乾燥したところで、まんのう鍬でこわして歩いた。

 馬耕鍬がはいったのが明治末で、たちどころに畜力に移り、鍬にもいろいろの改良を加えられたが、戦後自動


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