北会津村誌 -477/534page

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小出宝光院檜の御神木ののろい釘
小出宝光院檜の御神木ののろい釘
田村山住吉神社杉の御神木ののろい釘
田村山住吉神社杉の御神木ののろい釘

その日が幸いである」など。

 これらの迷信・禁忌を保持し、指導した一群とし て、おわかさまという、巫女に属する祈禱者があっ た。これが崇りを祓ったり、病気を平癒させたり、 仏の口寄せなどをしていた。

 この執念か妄念というかが、まだ生きていること を、田村山住吉神社と、小出宝光院の御神木ののろ い釘で知ったことは残念であった。年中行事や、真 の神に対する信仰とは別にして、迷信・邪教・執念 などはもう排除してもよい時代になっているように 思われるが、如何であろうか。

 第七草 俗謡・毯歌など

  一、俗 謡

 1、会津さんさ時雨 会津地方では、祝言の席に 男子の謡曲に対して、女の祝い唄に、必ず歌詞二つ


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