北会津村誌 -506/534page
黄金、小草が足にからまる
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この弓は神に召されし弓なれば
天にひびいて、絃音がする
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この寺の香の煙は細けれど
天に上りて、むら雲となるらん
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国安く、民は豊かにわが獅子の
まもりますのも、あらわれにけり3 復興後の経過 大正十五 年に復興して、村人が熱心にこ の維持に努めている。もともと、秘曲、門外不出のものあるから、小松村の長男によって引きつがれることにな っており、次男以下には伝授しないのを本態としている。
昭和二年の若松市の彼岸獅子舞大会は、その後も何回も行なわれているし、昭和十四年には、イタリア経済使 節団来若の折上演して、その名曲を外国人にも披露している。昭和十六年松平家の三兄弟保男、恒雄、山田伯の 来若の時も、戊辰役の小松獅子の功をめでられて、特に秘曲牝獅子かくしを所望されて御覧に入れた。