わたしたちの郷土 西会津町 -092/122page

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道路(どうろ)のうつりかわり

 野沢(のざわ)町内の商店街(しょうてんがい)を通る道路は,今から100年ほど前に整備(せいび)された越後街道(えちごかいどう)です。この道路はあとになって国道49号となり,1958年(昭和33年)に野沢町内の国道舗装(ほそう)が始められました。13年後には, 国道全線(ぜんせん)が開通(かいつう)しました。ところが車の量(りょう)がふえ,野沢の町の中がせまくて不便(ふべん)になったので,町の人たちはバイパスをつくるための運動(うんどう)を長い間つづけました。その努カ(どりょく)がみのって,1979年(昭和54年)にバイパスが開通し,たいへん便利(べんり)になりました。

道路のうつりかわり
道路のうつりかわり

1884年(明治17年) 会津三方(あいづさんほう)道路ができる。
1958年(昭和33年) 野沢町内の国道舗装(ほそう)が始まる。
1969年(昭和44年) 国道49号の「車トンネル」が貫通(かんつう)する。
1979年(昭和54年) 西会津バイパスが開通する。
1997年(平成9年) 磐越自動車道(ぱんえつじどうしゃどう)が全線開通する。

▲国道49号西会津バイパス
▲国道49号西会津バイパス

 1997年(平成9年)に,磐越(ぱんえつ)自動車道の西会津一津川間が開通し,「海(うみ)〜湖(うみ)〜洋(うみ)」を結ぶ高速道路が,全線開通しました。町内には西会津インターチェンジが設置(せっち)され,たくさんの人々に利用されています。

 人や物の行ききがいっそうさかんになり,西会津町はさらに活気ある町に発展しています。

▲磐越自動車道西会津インターチェンジ
▲磐越自動車道西会津インターチェンジ


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