わたしたちのふるさと 金山町-079/104page
(2)木冷ぜきの完成 「木冷沢の上流でせきをつくり、沢にそって水を引いて上野原に持ってくる。そして、三つの村に水を流せば……。」 しかし、水冷沢の急ながけにせきをつくることは、たいへんなことなので、三つの村は、若松の役所に願いを出し、工事を進めることにしました。1710年ごろ、木冷ぜきが完成し、新しいたくさんの田ができました。