わたしたちのふるさと 金山町-085/104page

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(2)水をもとめて
大塩ふきんの地形
村のあるところがら大きな2つの川が流れているところまで、高低の差が約15mもあり、そこからくみ上げて田に水を引くことはとうていできることではありませんでした。
大塩と川の関係図
大塩と只見川
大塩と川の関係図
どうずれば、大塩にたくさんの水を引くことができるのでしょうか。考えついたのが、滝沢川の下流は大塩の村よりも低い位書にある。しかし、中流は、大塩の村よりも高い位置にある。そこから、水を取り入れ、落差をりようして大塩まで水を引けばよいということでした。そこで、次のように計画を立てたのです。
1.川から水を取り入れるための入り口をトンネルのような洞門にして掘る。
2.洞門から取り入れた水を流すための堰を、山に沿って大塩までつくる。
3.作業をしやすいように窓をつける。

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