平成11年度学力向上IDプラン 実践集録-008/045page

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<資料1 1年 国語科 こえにだしてよもう 「くじらぐも」の授業実践より>
学年の実態(教科プランより)
○ 集中して聞けない児童が多く、聞き返したり、作業にすぐには入れなかったりする。
○ 女子に声量が弱い児童が多い。人前で話すことに慣れていない。
○ 語や文のまとまりに気を付けながら読むことができる。
○ 50音の読み方はできるが、書き方はまだ十分ではない。発表意欲のある男子が多い。
<児童の変容>
・「読むこと」「話すこと」への抵抗感は大きい。
・文章理解に時間がかかる(音読)
・今までの指導で、書くことへの抵抗は薄れ、力がついてきている。
・個人差が大きくなってきた・

【課題の明確化(教科プランより)】
○ 文章表現をする機会多くし、言語事項の定着を図る。
○ 本に親しみ、興味関心を高める工夫をする。
○ 学習の仕方を身に付け、基礎基本の定着を図る。
○ 個々の実態を捉えて、実態に応じた支援をする。

【教科の特質】
―主な課題と実践の視点
こえにだしてよもう「くじらぐも」

【実践の視点の明確化(教科プランより抜粋)】
実践の視点 授業の中で
1)基礎基本の定着のための手だて ○ 言語事項に関する指導の位置付け
  ○ (略)
  ○ 単元全体を踏まえた計画的な指導
2)個に応じた支援の工夫(評価の工夫も含む) ○ 実態をおさえた個別支援
  ○ ワークシート・ノートの工夫
  ○ 形成的評価の仕方の工夫
  ○ 指導と評価の一体化
3)学習過程の工夫 ○ 発表、発言の場の確保
学習活動の充実 ○ 計画的な音読、朗読の指導

【単元プランの見直し(単元プランより抜粋)】
本単元の基礎・基本的内容 定着のための方策
A 場面の様子を想像しながら読むこと (1) (略)
・より確かに想像力を働かせ、内容の大体を読み取ること (2) 場面の様子を読み取ることができるように音読を学習の中に効果的に位置付ける。,"
B 語や文としてのまとまりを考えながら音読すること (3) 登場人物の心情をとらえやすくするために動作化を取り入れる。
・一語一語、一文一文をはっきりとした発音で読むこと (4) 音読記号を活用する。
・ひとまとまりの語や文として意味が明瞭に通じるように読むこと (5) 範読CDを有効に活用する。
  (6) 視写・ワークシートなどの書く活動を効果的に位置付け、言語事項の定差を図る。
  (7) とりあげた語句を使った簡単な短文作りを適時取り入れる。
=見直し変更した主な部分

定着のための方策を、1単位時間毎の指導計画に位置付ける。
○学習活動 ○主な学習内容 着目すべき主な言葉や文 観点別評価
  □定着のための主な方策   関・意・態
○全体を読み、心に残った場面の絵をかくこと 
●A □5)  
○絵の発表・説明    
●A □1)  
  ○新出漢字の読み方・書き方を理解すること    
●DF □6)7)  
  ○子どもたちとくじら 四じかんめのことです。  
雲の出会いの読み取り  
●ABCE  


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