平成11年度学力向上IDプラン 実践集録-022/045page

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2 授業の視点と手立て
(1)国語科
1)実践上効果のあったもの
ア. 1年生・新しい教材に入る前に漢字の意味を辞書で調べる活動をした。
     ・必ず全員に声を出して本を読ませるよう指導した。
イ. 2年生・毎時間の漢字テストの実施により漢字学習の習慣がっき語彙が増えた。
ウ. 3年生・漢字の板書指導により、漢字の成り立ちや筆順を理解し正確に書くことへの向上が見られた。
( 2)今後大切にすべきもの
全学年・朗読大会、発表会などの音声言語訓練を強化する。
   ・教え合い学習、調べ学習などの作業学習を設定する。
   ・段階別プリント、コース別学習などの個別的学習課題を設定する。

(2)社会科
(1)実践上効果のあったもの
全学年・単元終了後、既習事項を使ったディベートを行った。
   ・前時の復習では重要語句を引き出す発問をした。
   ・地理では地名を必ず地図帳で確認させ生徒自作白地図に記入させた。
   ・歴史では5W1Hをノートにまとめさせた。
(2)今後大切にすべきもの
全学年・生徒が興味を持つ資料を精選し、提示していく。
   ・教材の精選し、生徒の活動を全面に引き出す工夫をする。
   ・年間計画の中で変化のある授業を考慮し実践していく。
   ・視聴覚機器を用いて視覚に訴える授業を展開していく。

(3)数学科
1)実践上効果のあったもの
ア. 1年生・毎時間、導入で既習事項を確認してから展開に入る。
     ・TTでミニ授業を展開することで理解の遅い生徒に対応した。
イ. 2年生・基礎的な計算力を高めるためフラッシュカードで復習を続けた。
     ・授業ごとの課題を明示し、終末に課題の確認をした。
ウ. 3年生・新たな課題解決の際、既習事項を生かして次のステップがあることを強調した。
(2)今後大切にすべきもの
ア. 1年生・基礎計算が十分にできるように計算演習をくり返し実施する。
イ. 2年生・基礎力を身につけ、それを応用に生かしていける力を養う。
     ・基礎的事項の定着をはかるため継続して重要事項の復習をする。
ウ. 3年生・数学的思考力を高めるためにも、生徒の考える場を多く設定する。
     ・基礎基本の定着ができていない生徒への適切な支援をする。


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