平成11年度学力向上IDプラン 実践集録-024/045page

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(8)技術・家庭科
(1)実践上効果のあったもの
全学年・生徒の実態から課題を発見し実践していく。
   ・基礎学力を定着させるために豆テストを行う。
   ・理論に偏ることなく実践的学習を多く取り入れ理解の手助けを図る。
   ・学習形態を工夫し、協力し教え合う態度を育てる。
(2)今後大切にすべきもの
全学年・学習訓練を徹底して行う。話を聞く態度、書く能力等を養っていく。
   ・実生活に深く関わりのある教材を提示する。
   ・道具・工具等の使い方を徹底して指導する。

(9)英語科
1)実践上効果のあったもの
ア. 1年生・リーディングの工夫をした。(read-and-look upなど)
     ・長い文章を聞いて教師が最後に言った英文を書かせる。(dictation)
イ. 2年生・リーディングの工夫をした。(read-and-look upなど)
     ・身近な題材を使ったオーラル・イントロダクションとパタン・プラクティスを行なった。
ウ. 3年生・さまざまな音読訓練をさせる。
     ・質問カードを利用することにより生徒の疑問点を把握し次の授業に役立てるとともに一人一人に適切なアドバイスをした。
(2)今後大切にすべきもの
ア. 1年生・読みを強化するためにフォニックス指導を工夫する。
     ・音声になれるためにリスニング指導を多用する。
イ. 2年生・単語を徹底して反復練習する。
ウ. 3年生・生徒の意欲を高める評価の方法の工夫をする。
     ・既習事項を用いてのコミュニカティブ・アクティビティを活用する。

3 基幹校としての取り組み
各教科ごとに小名浜方部教科部会を開き、基幹校としての取り組みを紹介するなど、情報を提供したり交換し合っている。
本校(10月29日)方部中教研数学授業を見る会においては小、中学校の連携を図りIDプラン実践に役立てることを目的として小名浜方部10校の小学校の先生13名、中学校11名、赤井中2名の先生方が参観するT-Tの研究授業会を行った。
研究協議においては本校のIDプランの推進状況報告や、質疑応答を行い、活発な意見が交換された。小学校では基礎を定着させるために九九など徹底してやらせる先生もいるが、一通り説明して児童に考えさせ法則を発見させるようにしているなど、担任によってやや指導に差があるとか、中学校では、まず忘れ物をしない、話を集中して聞く等、基本的なことを徹底させることから始めなければならないなどの話があった。


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