平成11年度学力向上IDプラン 実践集録-026/045page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

美術: 作品製作の前にスケッチブックにアイデアを多くとり、また、彩色計画をよく立てさせ練習させた上で制作させている。
   体験的な表現技法の時間をとり、モダンテクニックの基礎を身につけさせる。
保体: 毎時導入の段階で、筋力トレーニングや柔軟運動を取り入れ、運動の基礎能力を高める工夫をしている。
技家: 日ごろの授業での導入の工夫により、興味関心を高める。
   耳からの情報だけでなく、実際に活動させたり実物を提示したりしている。

(3)教科プランの中で実践上効果のあった改善点
国語: 漢字テストを継続して行うことで、書き取りの力が身についた。
   自力解決の場を確保したことで、理解が深まった。
社会: 必ず地歴両方のまとめ学習ノートをやるための時間を設定し、それを一人一人内容・進度の点検指導をした。添削は時間もかかるが、短時間の設定でも継続すると進度の早い生徒への指導も遅い生徒への指導も個別にできてよかった。また意欲づけにもよい。
数学: 計算豆テストの実施により、つまずきの早期発見ができるようになった。
理科: まとめの時間を十分確保することで学習の定着が図れた。
   導入の工夫によって、授業へ取り組もうとする意欲を高めることができた。
英語: Listen&Speakのところで、覚えたものを発表していくことができるようになってきた。
音楽: 演奏会等を視聴させ、音楽に対する愛好心を育成した。
美術: 体験的な活動をすることにより、表現の多様性を知ることができ作品にも生かすことができた。
   鑑賞活動を生徒同士行うことにより、友達の作品のよさや美しさを味わうことができた。
   時と場に応じた参考作品を提示することにより、構想を深め目標をもって制作することができた。
保体: 集合や整列などの集団行動がしっかりとれようになった。
   自分達で課題を解決しようとすることができるようになった。
技家: 教科書の課題だけでなく、課題を作成し取り組ませたところ、興味をもって意欲的に取り組んだ。
   実物を用いて生徒の目や手に触れさせることで、生徒が興味・関心を高め意欲が少しずつ向上した。

5. 基本的学習習慣の育成
(1)1分前着席の徹底⇒ノーチャイム制の導入
          授業へ臨む心構えの育成
(2)朝の読書タイムの導入⇒集中力の育成・読解力の育成
             静かな雰囲気の中での学習のスタート
(3)忘れ物の防止⇒生活ノートの活用
6. 調査資料の収集
(1)学習に関する意識調査の実施とその分析(教師、生徒、保護者)
(2)定期テスト、学力テストの結果の分析をし、陥没点を補うための具体的な手立てを各教科ごとに考えて指導にあたっている。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権はいわき市教育委員会に帰属します。
いわき市教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。