しらかわ 伝えたい、残したい おばあちゃんの郷土料理 -037/056page
金山寺みそ
■作り方
(1)白米と麦を一晩水に浸してむす。
(2)大豆はなべで炒り挽いて皮をむく(石うすで皮をとる)
(3)(1)と(2)とを混ぜてこうじをつくる。
(4)なすに塩を混ぜシソをもまないで加え、これに(3)のこうじ
をまぜる。
(5)表面にシソがよけいにくるようにして押しぶたをして重石をする。
水が上がったら重石を軽くしておく。一ヶ月で食べられる。
うまいのは2〜3ヶ月たった頃。
※昔は正月にたべた。■材 料
白米3升3合強 麦3升3合強 大豆3升3合強
ミソ400匁 塩1升6合 なす2貫200〜300匁
出来上り 1斗(資料提供者 塙町 荒川ナヲさん)
山ふき佃煮
■材 料
山ふき しょうゆ
■作り方
(1)皮つきのふきを4cm位にザク切りにし、洗う。
(2)次に水につけて、あく抜きをする。
(3)あくも味の内なので、ぬきすぎないように。
(4)これを干す。(干す時は手でもみながら)
(5)しなやかになったらしょうゆ、みりんなど好みに調味料を
たっぷり入れやわらかくなるまで煮込む。
(はじめ強火から弱火にして)(資料提供者 矢吹町 長倉正子さん)
そばがきのおやき
■材 料
ソバ粉100g 残り御飯100g
みそ大1.5 さとう少々 小麦粉200g
ベーキングパウダー大さじ1.5 油
■作り方
(1)ソバ粉・みそ・砂糖をボールに入れソバかきを作る。
やや固めに作るときは、残りごはんをまぜて形を整えて油で焼く。
(2)小麦粉・ベーキングパウダーを混ぜ合わせ、水を入れて耳たぶ
位の固さに練りのばして、食べやすい大きさに切り油であげる。
※現代的にしたい時は、味付けを変えてみたり、バターなどで焼いてみては いかがでしょうか。(資料提供者 表郷村 穂積ミヤ子さん)