第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-079/285page
国立中学校を除く,公・私
立中学校における1学級当た
りの教員数の推移を昭和41年
度から昭和51年度までにおい
てみると,私立中学校におい
ては,急激な下降後上昇の傾
向を示しており,昭和51年度は
昭和41年度に比べ0.39人減少
している。公立中学校につい
ては,緩慢な上昇傾向を示し
ている(図2−3−12)。
図2−3−11 教員一人当たりの生徒数の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.生徒数=構成別生徒数)−(構成別教員数)
図2−3−12 1学級当たりの教員数の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.教員数=(構成別教員数)÷(構成別学級数)
次に,昭和51年度における
公立中学校の離職教員及び新
採用教員についてみると,離
職教員数(退職者等)は84人,
新採用教員数は107人(市立養
護学校3人を含む。)となってい
る(「義務教育課調査」(昭51))。
離職教員数及び新採用教員
数の推移を昭和45年度から昭
和51年度までにおいてみると,
離職教員は昭和45年度の107
人を最高に,その後は年間72
人から84人の範囲で横ばいの
状況を示している。
新採用教員については,年々
上昇傾向にあり,特に昭和49
年度以降の増加は著しい(図
2−3−13)。
昭和49年度以降に新採用教
員が増加したのは,「第2節小
学校教育第2項教職員」で述べたとおりである。
なお,各年度における離職教員数と新採用教員数の差をみると,昭和45年度から昭和48年度ま
では新採用教員数が下回っているが,昭和49年度は18人,昭和51年度は23人それぞれ新採用教員
が上回っている。
また,昭和51年度における公立中学校の新採用教員(107人中一般教員87人のみ。)について,地
域別配置状況をみると,最も多い地域はB地域の36人,次いでC地域の33人,A地域の14人,特