第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-082/285page
子教員9人,女子教員23人,
合計32人となっており,それ
ぞれの比率については図2−
3−17のとおりである。
図2−3−17 国・公・私立中学校男女教員の割合
注:1.「学校統計要覧」(昭51)による。
2.割合=(件別教員数)÷(教員数)×100
これから,国立中学校,公
立中学校では男子教員が,私
立中学校では女子教員が多数
を占めている。
この公立中学校教員の男
女比の推移を昭和41年度から
昭和51年度までにおいてみる
と,男子教員は緩慢な下降状
況にあり,昭和51年度は昭和
41年度に比べ約2.2%減少し
ている。
一方,女子教員は年々緩慢
な上昇傾向を示し,男子教員
の比率と女子教員の比率の差
は,年々縮小の方向にあると
いえる(図2−3−18)。
次に,公立中学校教員の年
齢構成をみると,昭和51年度
の平均年齢は41.0歳となって
いる(「義務教育課調査」(昭
51))。
図2−3−18 公立中学校教員の性別比率の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.比率=(性別教員数)÷(教員数)×100
この年齢構成を男女別に年
齢別構成でみたのが図2−3−19である。
これから,男子教員は40歳〜44歳を頂点としてほぼピラミッド型を示している。なお,男子教
員に占める40歳代教員の割合は50.3%となっており,中学校男子教員の2人に対し1人は40歳代と
いえる。
女子教員については,30歳〜34歳が最も多く,次いで40歳〜44歳となっており,女子教員に
占める30歳代の教員の割合は約40.2%を占めることになる。
また,公立中学校教員の年齢構成を全体でみると,最も多いのは40歳〜44歳,次いで45歳〜49歳
となっており,公立中学校教員に占める40歳一49歳の教員が44.9%となる。
なお,男女別にみた29歳以下の教員では男子教員に対し女子教員が1.2ポイント,50歳以上で
は男子教員が女子教員を10.7ポイントそれぞれ上回っている。
次に,昭和51年度の公立中学校教員の平均年齢を地域別にみると,特A,A,B各地域の平均