第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-107/285page
図2−4−4 高等学校入学定員の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭42〜昭51)による。
2.入学定員は,公立と私立の合計である。
また,昭和51年度において,会
津・南会津,いわきの各地域のそ
の割合は,100%を超える状況を示
している。これより,進学志願者
数に占める入学定員の地域間較差
は縮小傾向にあるといえるので,
本県においては,入学定員の地域
間均衡化が進行しつつあるものと
想定される(図2−4−5)。
従って,今後は,各地域の進学
志願者の動態予測に基づき,公立
高等学校と私立高等学校との関連
を考慮しながら入学定員の適正化
を更に推進する必要があろう。
図2−4−5 地域別進学志願者に占める全日制高等学校
の入学定員の割合
注:1.「学校統計要覧」(昭47〜昭51),「高等学校教育課調査」
(昭47〜昭51)による。
2.地域の割合=(地域内の公・私立全日制高等学校入学定員)
÷(地域の進学志願者数)×100
3.県中と県南及び会津と南会津は,生徒の相互通学区域と
なっているので,1地域として取り扱う。
(4) 生徒数
本県高等学校の生徒数は,昭和
41年度に107,439人であったが,
その後,減少し続け,昭和49年度
に最低となり93,525人となってい
る。
また,それ以降においては,ほ
ぼ横ばいの推移状況を示し,昭和
51年度において93,670人となって
いる(図2−4−6)。
次に,学科別生徒数の状況を昭
和41年度から昭和51年度までの学
科別生徒占有率からみると,普通
科は,昭和41年度53.02%,昭和46
年度51.71%,昭和51年度58.12
%とその生徒占有率が昭和46年度
以降上昇傾向を示している。
工業科の生徒占有率は,昭和41
年度16.52%,昭和46年度17.93
%,昭和51年度16.14%であり,
商業科の生徒占有率は,昭和41年
度12.85%,昭和46年度12.98%,
昭和51年度12.00%で,これら両学