第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-109/285page
表2−4−1 設置者別高等学校生徒占有率(単位:%)
区分/年度 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 公立高等学校 85.47 85.58 85.32 84.89 83.73 82.37 81.25 81.05 80.92 81.45 82.12 私立高等学校 14.53 14.42 14.68 15.11 16.27 17.63 18.75 18.95 19.08 18.55 17.88 注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.生徒占有率=(設置者別高等学校生徒数)−(高等学校生徒数)×100
3.通信制は,生徒数から除く。
一方,全国における設置者別高等学校の生徒占有率を昭和50年度においてみると,公立高等学
校の生徒占有率は70.0%となっている(「我が国の教育水準」(昭50))。
従って,公立高等学校の生徒数と私立高等学校の生徒数との比は,昭和50年度において,全国が
70対30,本県がほぼ81対19となっているが,昭和50年度以降,本県においては公立高等学校への
志望志向がわずかながら強まる傾向にあるといえる。
次に,課程別生徒数の状況を昭和41年度の生徒数を
100とした指数によって,昭和46年度,昭和51年度に
おいてみると,全日制は昭和46年度92.1,昭和51年度
92.1と昭和46年度から昭和51年度までにおいて,ほぼ
横ばいとなっている。
定時制は昭和46年度65.8,昭和51年度38.4と昭和46
年度から昭和51年度までにおいて,急速な減少状況を
示している。
通信制は昭和46年度96.0,昭和51年度87.5と昭和46
年度から昭和51年度までにおいて,緩慢な減少状況を
示している(表2−4−2)。
表2−4−2 課程別生徒数(単位:人)
区分/年度 41 46 51 全日制 97,640 89,894 89,904 (92.1) (92.1) 定時制 9,799 6,450 3,766 (65.8) (38.4) 通信制 2,403 2,306 2,102 (96.0) (87.5) 注:1. 「学校統計要覧」(昭41,昭46,昭
51)による。
2.生徒数は,公立,私立の合計である。
3.かっこ内の数値は,昭和41年度を
100とした指数である。
ここで,特に,通信制課程の生徒状況をみると,年度内入
学者は,昭和40年度から昭和45年度まで増加状況にあって,
それ以後,昭和50年度まで減少状況にあったと想定される。
また,卒業者は,昭和40年度から昭和45年度まで増
加状況にあって,それ以後,昭和50年度までほぼ横ば
いの状況にあったと想定され,退学者は最近年次にな
って減少傾向を示している(表2−4−3)。
表2−4−3 通信制課程の年度内入
学者・卒業者・退学者
区分/年度 40 45 50 入学者 420 726 282 卒業者 32 173 177 退学者 54 105 8 注:1.「学校統計要覧」(昭51)による。
2.生徒数は,公立,私立の合計であ
る。
通信制課程における年度内入学者
の年齢別構成比を昭和48年度から昭
和50年度までにおいてみると,15歳
の生徒の占める割合が逐年下降して
昭和50年度33.69%となっている。
これは,通信制課程への入学者の
年齢が今後高くなっていく傾向にあ
ることを示すものであろう(図2一
図2−4−8 通信制課程年度別入学者の年齢別構成比
注:1.「総務課調査」(昭51)による。
2.年齢別構成比=(当該年齢入学者数)1−(入学者総数)×100