第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-115/285page
従って,定時制高等学校については,将来の志願志向の動態予測に基づき,その適正配置を図
る。
また,通信制高等学校については,その定着の現状を踏まえ,生徒数の現状維持を図り,設置
目的の十分な達成に努める。
(6) 学校配置
全日制高等学校については,将来において地域人口の過疎,過密の進行が想定されるので,
「(3)入学定員」の施策の基本方向と併せ,学校配置の適正化を更に推進する。
定時制高等学校については, 「(5)設置者別,課程別高等学校生徒数」の施策の基本方向と併せ,
その地域配置の適正化を図る。
(7) 学科別学校構成
全日制高等学校及び定時制高等学校の学科別学校配置は, 「(4)生徒数」の施策の基本方向と併
せ,将来の学科別進学志願の予測に基づき,更に適正化を図る。
(8) 学校規模
公立高等学校規模について,その適正規模を検討し,「(3)入学定員」の施策の基本方向と併せ,
公立高等学校規模の適正化を図る。
第2項 教職員組織
1.現状と課題
(1) 教員配置
昭和51年度の本県における高等
学校教員数は,県立高等学校教員
4,170人,私立高等学校教員694
人,合計4,864人となっており,
県立高等学校教員が高等学校教員
総数の85.7%を占めている。
高等学校教員総数及び県立・
私立高等学校教員数の推移を昭和
41年度から昭和51年度までにおい
てみると,県立高等学校教員数,
私立高等学校教員数共に緩慢な上
昇傾向を示している。
従って,高等学校教員総数にお
いても逐年増加しており,昭和51
年度は昭和41年度に比べ,444人増
加している(図2−4−16)。
また,昭和51年度の本県におけ
る高等学校教員一人当たりの生徒
図2−4−16 設置者別高等学校教員数の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭41〜昭51)による。
2.教員総数は県立・私立・市町村立高等学校教員数の合計で
ある。県立は全日制,定時制,通信制の総数。
3.市町村立高等学校教員は(昭41〜昭47)である。
4.教員数には養護教員等を含む。