第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-117/285page
等学校教職員標準法」に基づき充足率をみ
たのが表2−4−8である。
これから,法定数を充足しているのは養
護教員のみで,校長,教員,実習助手につ
いては法定数を充足していない。
なお,校長の充足率が95.3%となっている
のは,第二高等学校の校長は兼務校長とな
っているためである。
表2−4−8 県立高等学校教員の充足状況(単位:人,%)
種別/定数 条例定数(A) 法定数(B) 充足率(A/B) 校 長 81 85 95.3 教 員 3,969 4,068 97.6 養護教員 72 72 100.0 実習助手 295 401 73.6 注:1.「高等学校教育課調査」(昭51)による。
2.「法定数」は,「高等学校教職員標準法」(昭51)
による。
図2−4−19 高等学校離職教員数及び新採用教員数の推移
注:1.「高等学校教育課調査」(昭51)による。
2.離職教員等は,校長,教諭,実習助手,養
護教員等及び死亡者である。
3.新採用教員等は教諭,実習助手,養護教員
等である。
図2−4−20 高等学校転任教員数の推移
注:1.「総務課調査」(昭51)による。
2.教員数には養護教員,実習助手を含む。
教員の未充足については非常勤講師(昭和51年度91人)等で充足しており,非常勤講師を含め
た充足率は99.8%となる。
また,実習助手については,73.6%と低い充足率となっているが技能職員等(昭和51年度68人)
を含めた充足率は90.5%となる。
次に,県立高等学校の離職教員数及び新採用教員数を昭和45年度,昭和48年度,昭和51年度にお
いてみるとともに減少傾向を示し,昭和51年度の離職教員数は74人,新採用教員数は71人となって
いる(図2−4−19)。
なお,昭和45年度に新採用教員が159人と多いのは,常勤講師等からの採用者が88人を占めたた
めである。
次に,高等学校の転任教員数の推移についてみたのが図2−4−20である。
これから,転任教員数は年々上昇傾向にあり,特に昭和48年度に急激な上昇を示し,その後に