第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-143/285page
表2−5−6 障害児就学指導会議の設置状況
会 議 の 名 称 所 管 区 域 庶務担当教育事務所 福島県県北心身障害児就学指導会議 福島市,二本松市,伊達郡,安達郡 県北教育事務所 福島県県南心身障害児就学指導会議 郡山市,白河市,須賀川市,岩瀬郡,石川郡
田村郡,西白河郡,東白川郡県中教育事務所 福島県会津心身障害児就学指導会議 会津若松市,喜多方市,北会津郡,耶麻郡,
大沼郡,河沼郡,南会津郡会津教育事務所 福島県浜通り心身障害児就学指導会議 いわき市,原町市,相馬市、相馬郡,双葉郡 いわき教育事務所 注:「高等学校教育課調査」(昭51)による。
51年度1校となっており,
近年における学校規模の推
移は,小規模校化及び大規
模校化の状況にあると想定
される(表2−5−5)。
従って,今後は,適正な
学校規模について検討し,
それに基づく学校配置を推
進する必要があろう。
(7) 就学指導体制
心身障害児の適正就学を
図る就学指導体制の状況を
昭和51年度においてみると,
県においては,「福島県心
身障害児就学指導会議設置
要綱」(教育長決裁)によっ
て,県内4方部に「福島県
心身障害児就学指導会議」
を設置している(表2−5
−6)。この就学指導会議は,13人以内の委員をもって組織することになっており,昭和51年度は
専門医3人ないし4人,教育職員4人ないし5人,児童福祉職員1人ないし2人,学識経験者,
その他によって組織されている(表2−5−7)。
この会議の主な事業は,各方部における就学指導(3回),心身障害児の調査及び教育相談,心
身障害児就学指導講習会の開催(県内4方部,2日間)等となっている(「高等学校教育課調査」
(昭51))。
市町村における心身障害児就学指導審議会の設置状況を昭和51年度においてみると,90市町
村中39市町村が就学指導審議会を設置しており,その設置率は合計で43.3%となっている。
また,設置率を地域別にみると,県南及びいわき地域を除いた地域にあっては,50%に達しな
表2−5−7 障害児就学指導会議の構成状況(単位:人)
会議区分/区分 専門医 教育職員 児童福祉職員 学職経験者 その他 計 県北心身障害児就学指導会議 4 5 2 1 1 13 県南心身障害児就学指導会議 4 5 1 1 2 13 会津心身障害児就学指導会議 3 4 2 1 3 13 浜通り心身障害児就学指導会議 4 5 2 − 2 13 計 15 19 7 3 8 52 注:「高等学校教育課調査」(昭51)による。
表2−5−8 市町村における心身障害児就学指導審議会の設置状況(単位:市町村,%)
項目/地域 県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 計 市町村数 17 18 12 21 7 14 1 90 設置市町村数 8 7 6 10 2 5 1 39 設 置 率 47.1 38.9 50.0 47.6 28.6 35.7 100.0 43.3 注:1.「高等学校教育課調査」(昭51)による。
2.設置率=(設置南郷村数)−(市町村数)×100