第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-179/285page
本県では,「市部」において
は1中学校区に1館,「町村部」
においては1小学校区に1館を
目標としており,この目標に基
づく地域別学校数を示したのが
表3−3−4である。
しかし,「市部にあっても農
村地域などについては小学校の
通学区域とし,市街地などについては人口密度,利用者,活動状況など諸条件をも勘案し実情に即
した設置を目標とする。」としている。
従って,今後は,地域人口の動態,活動状況,交通条件等を考慮し,国庫補助基準及び本県の設
置目標を踏まえ,地域における社会教育活動の中心施設としてふさわしい公民館の建設促進を市町
村へはたらきかける必要があろう。
表3−3−4 地域別学校数と公民館数の状況(単位:校,館)
項目/地域 計 県北 県中 県南 会津 南会津 相双 いわき 中学校数(市 部) 121 22 32 5 13 − 9 40 小学校数(町村部) 322 68 75 44 76 20 39 − 小 計 443 90 107 49 89 20 48 40 公 民 館 数 229 52 50 12 48 11 20 36 注:1.「社会教育統計要覧」(昭51)による。
2.市部においては中学校区数,町村部においては小学校区数で算
出する。
(2) 設備(教材,教具)
「公民館の設置及び運営に関する基準」によると,公民館には机,椅子,黒板及びその他の教
具,写真機,映写機,テープ式磁気録音再生機,テレビジョン受像機,幻燈機,ラジオ,拡声用増
幅器,その他の視聴覚用具,ピアノ・オルガン等の楽器,図書及び実験実習に関する器材器具,体
育及びレクリェーションに関する器材器具等をその事業に応じ,備えるものとされている。
昭和51年度における,公民館の備品所有状況は表3−3−5のとおりである。
今後も,地域の実情,公民館の施設の内容並び公民館の事業に応じて,公民館備品等の整備充
実に努める必要があろう。
表3−3−5 公民館の備品所有状況
管内別 市町村数/区分 視 聴 覚 設 備 等 映 写 機 8ミリ撮影機 スライド 拡声機 フィルム 電蓄 レコード ラジオ 録音機 テレビ(白黒) テレビ(カラー) VTR OHP 写真機 ピアノ オルガン 16ミリ 8ミリ 幻灯機 50年 90 197 132 111 95 616 173 1,384 201 4,655 95 200 111 149 31 39 171 34 86 51年 90 200 138 123 95 734 173 1,709 209 4,974 97 210 125 125 35 63 177 43 97 県北 17 57 31 33 20 102 36 463 60 1,171 35 50 34 32 8 9 44 14 33 県中 18 39 30 37 26 139 46 14 59 1,359 23 56 28 27 6 26 43 10 18 県南 12 21 16 5 11 53 20 54 16 382 10 11 7 8 2 4 10 5 9 会津 21 41 33 26 28 362 25 1,112 36 802 11 37 20 35 7 11 38 6 21 南会津 7 10 6 7 3 12 12 11 11 453 3 11 5 9 5 4 9 1 1 相双 14 18 15 9 7 60 24 55 21 807 10 22 9 14 6 8 13 6 8 いわき 1 14 7 6 − 6 10 − 6 − 5 23 22 − 1 1 20 1 7