第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-206/285page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

 その検査結果をみると,表4−3−2のとおり,各年度ともに,一部に量目不足があり,また

昭和47年度を除き,検査件数に対する「優」の比率は,「良」の比率よりかなり低い。

 従って,今後は,学校給食用パンの品質向上を図る必要があろう。

2.施策の基本方向

(1) 学校給食実施状況

  小・中学校における完全給食実施率は,昭和49年度以降,鈍化する傾向を示しているが,今後,

 小・中学校における完全給食未実施校を解消するため,地域の実情に即した給食施設を設置する

 よう努めるとともに,給食施設・設備の新設,更新に当たっては,完全給食への移行を推進する

 よう努める。

(2) 米飯給食

  昭和51年度から米飯給食が制度化されたことに伴い,米飯給食を導入する学校は,今後,増加す

 るものと想定される。

  従って,米飯導入については,学校給食の改善充実,特に食事内容の多様化を基本理念とし,

 これにそって米飯導入について指導し,実施校の拡大を図る。特に,昭和47年度から昭和50年度ま

 での米飯給食実験段階の結果を踏まえ,給食施設・設備,栄養量,保護者負担等の問題を解決し,

 児童生徒にとって効果的,かつ魅力的な米飯給食となるよう努める。

(3) 栄養摂取状況

  児童生徒一人1回当たり摂取すべき栄養量は,小・中学校ともに,国の基準墨を上回るものが

 多く,栄養素の一部には,過剰摂取の傾向がみられる(「学校給食栄養報告書」(昭51)による)。

  今後,児童生徒一人1回当たり摂取すべき栄養量が国の基準量を下回るものについては,国の

 基準量まで近づけるよう努めるとともに,過剰摂取の傾向がみられるものについては,適正な摂

 取を図り,バランスのとれた栄養摂取となるよう努める。

(4) 児童生徒の嗜好状況

  食生活の多様化に伴い,児童生徒の嗜好も多様化しているため,学校給食がすべての児童生徒

 にとって魅力的であり得ることは,極めて困難であろうと想定される。

  今後,学校給食が児童生徒の嗜好の多様化に対応できるよう,食事内容の多様化,質の向上に

 努める。

(5) 学校給食用パン品質検査

  学校給食用パンの品質は,逐年,向上の傾向がみられる。

  従って,学校給食用パンについては,県の指導及びパン加工業者の自主研修を積極的に進め,

 更に品質向上を図るよう努める。


第2項 給食用物資

1.現状と課題

(1) 流通体制

  学校給食用物資は,学校給食会及び一般業者から購入される。学校給食会は,学校給食法(昭


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2001 Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。