第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-274/285page
表6−3−7 県費による建設状況(単位:戸)
地 域 戸 数 県 北 4 県 中 10 県 南 3 会 津 4 南会津 2 相 双 6 いわき 5 計 34 注:「財務課調査」(昭51)に
よる。
(3) 教職員の持家
公立学校共済組合が組合員の住宅整備を図るため,実施している教
職員の住宅資金貸付事業により組合員が取得した住宅並びに住宅敷
地等は,昭和41年度から昭和51年度までの合計で6,810件となって
いる。
また,その間における住宅並びに住宅敷地等の取得件数の推移を
みると,昭和46年度までほぼ増加状況を示し,昭和47年度以降700
件前後で推移している。
一方,増・改築の件数は,昭和41年度において34件であったもの
が,その後,著しい増加状況を示し,昭和51年度に410件となって
いる(表6−3−8)。
以上の状況は,教職員の持家の整備が着実に進行していることを
示す反面,経済の景況によって,住宅取得に必要な資金の調達が左右されることを示すものであ
ろう。
表6−3−8 住宅建築事由別件数(単位:件)
年度/区分 新 築 敷地購入 土地付き住宅購入 住宅購入 合 計 増・改築 41 270 41 11 7 329 34 42 350 67 16 − 433 40 43 400 96 33 − 529 76 44 469 110 17 − 596 73 45 382 144 15 2 543 101 46 372 184 43 − 599 122 47 547 201 36 4 788 305 48 453 143 59 3 658 233 49 494 201 65 8 768 307 50 650 144 57 − 851 326 51 499 169 48 − 716 410 合 計 4,886 1,500 400 24 6,810 2,027 注:「福利課調査」(昭51)による。
従って,今後は,貸付限度額の引き上げとそのための資金の確保を更に推進する必要があろう。
2.施策の基本方向
(1) 市町村立学校教職員住宅
市町村における昭和52年度から昭和56年度
までの教職員住宅整備計画をみると,建設を
計画している市町村は,延べ31市町村で,そ
の建設計画戸数が68戸となっている(表6−
3−9)。
表6−3−9 市町村における教職員住宅の整備計画(単位:市町村,戸)
区分/年度 52 53 54 55 56 市町村数 9 6 8 4 4 戸 数 25 9 14 15 5 注:「財務課調査」(昭51)による。