サクシード2中学校英語から高等学校英語へ-019/45page

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《具体例1》 使用教材:NEW HORIZON English Course 2 Diary
「ある日の浩司の日記」
Sunday, April 15
It rained a lot yesterday.
After lunch I took a bus to Brian's house with Yuki. We listened to some CDs and played cards. We had a good time. I left at five thirty and got home at six.
※ このような身近な例を最初に提示して、表現方法を学ばせた後、自分の経験に照らして、似たような文章を書かせることができる。その際、書かせたいテーマに沿ったquestion(下の例を参照)を準備し、それに答えさせる形で、まとまった文章を作らせる方法が効果的だと考えられる。

(1) 指導内容:「ある日の浩司の日記」を参考に、「ある日の出来事」「夏〔冬〕休みの出来事」について書かせる。
(2) 指導のポイント:「いつ、どこで、誰が(誰と)、何をした」を中心にまとめさせ、このまとめ方のパターンを体得させる
※ 動詞の一覧表を提示しておくとよい。
(3) 指導の手順:
 1) 5W,1Hを基本にすえた発問をする。
発問例)次のquestionに答えなさい。[ ]内の語句を参考にしてもかまいません。
  1. Q: How was the weather? [fine / cloudy / rainy]
  2. Q: Where did you go? [1ast summer / last week / last Sunday]
 3. Q: Who did you go there with? [with my family / with my friends / by my self]
 4. Q: What did you do〔see〕there?
 5. Q: How was the summer〔winter〕vacation?
2) 上の答えを参考に、絵を描かせたりしながら4〜5文で日記をまとめさせる。
※ 和英辞書や既習の語(句)を利用させてもよい。
3年生の「聞いたり読んだりしたことについて、その概要や要点を書くこと」の指導についての具体例
3年生では、2年生での指導をさらに発展させ、まとまりのある文章を聞いたり読んだりして、そのあらすじや登場人物の行動、場面の移り変わりの概要や要点をパラグラフの形で書かせたり、あるいは対話文を説明文にして書かせる指導などが考えられます。

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