サクシード2中学校国語から高等学校国語へ-015/81page

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▼人間〔もと、人と人との間柄の意〕
1)〔他の人間と共になんらかのかかわりを持ちながら社会を構成し、なにほどかの寄与をすることが期待されるものとしての〕人。
2)個人の性格や言動を総合して見た、他人とのかかわりのよさ・悪さ。
3)〔古〕人の住む、この世。
(「新明解国語辞典」三省堂)

▼人間
1)ひと。人類。(「ひと」よりもいやしめた気持ちで用いることがある。)
2)(りっぱな)人がら。人物
3)〔文〕世の中。人の社会。世間。
(「現代新国語辞典」学習研究社)

授業の中でも、自分の視点で物事を定義してみる時間をもつことで、物事の本質に迫ることができるのです。

考えてみよう

■語源辞典で次の言葉を調べよう。
また、外国語の辞典で語源を調べて比べてみよう。

【自然】
 ※

【旅】
 ※

【生命】
 ※

■次の言葉を自分なりに定義してみよう。(ユニークな視点から)
【家族】
 ※朝と夜に同じ家を共有する人々の集まり。

【自由】
 ※ほっとするひととき。音楽を聞いたり趣味を持つ時間。
【個性】
 ※

●語源から考える
 例えば、英語では、「生命」「生物学」「人生」に関する単語にbio-という語が含まれています。これは・ギリシア語のbiosが語源として用いられている例です。※bio=life
・biology生物学 生態学
・biochemistry 生化学
・biography 伝記 一代記 伝記文学
・biographer 伝記作家
・autobiography 自叙伝 自伝文学
・antibiotic 抗生物質

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