中・高連携のために-010/136page

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◆生徒自身による学習計画の作成―自己学習プラン表―
生徒自身に既習事項を整理させ主体的に学ぶ姿勢を育成する観点から、各学校で作成する学習指導計画をもとにして・「自己学習プラン表(仮称)」等を作成させることも一つの方法です。受け身になりがちな学習から、自ら進んで学習計画を立て、見通しをもって学ぶことができるようにすることは、今後、一層重要になります。
場合によっては、生徒の作成した自己学習プラン表をクラスの中で紹介し合っていくことも有効です。
こうした計画を自分で主体的に作成することにより、既習事項の確認や自分の理解不十分な分野や領域についてのつまずきを把握るとともに、今後学習する内容についての見通しを立てることができます。

■自己学習プラン表(単元メモ表)例
自己学習プラン表(単元メモ)年組  氏 名
単 元 名 古文入門  「枕草子」
主な学習内容 1)歴史的仮名遣いが分かり、音読がすらすらできること。
2)古語辞典の使い方を知る。
学習したい内容 有名な文章ですが、当時の貴族の生活がどのようなものだったのか知りたいです。また、古語辞典の使い方にも興味があります。
これまでの学習内容との関わり 中学校3年のとき「伊勢物語」と「おくのほそ道」を学習しました。当時の旅にっいて、先生が実際に歩いたことにっいて・話してくれたことを今でもよく覚えています。文語文法については、ほとんど学習していません。
授業への要望 昔の人がどんな場所でものを考えてきたかを知りたいので、ビデオ等で当時の生活の様子を見せてください。
 
教科担任からの一言アドバイス 古語辞典のコラムの欄などを読むことはとても有効です。まず、古典に親しむ上でも音読をくり返していきましょう。

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