中・高連携のために-015/136page
Q6 国語の授業について考えていることは何ですか?
・答えの根拠をきちんと示してほしい(61人)
・授業ごとに終了後に要点をまとめてほしい(57人)
・考える時間をもっと与えてほしい(44人)
・黒板にきちんとまとめてほしい(42人)
・テレビやビデオなどをもっと活用してほしい(39人)
・もっと丁寧に説明してほしい(31人)
・グループでの学習を多くしてほしい(27人)
・生徒の意見を大切にしてほしい(9人)
・生徒の発表の機会をもっと多くしてほしい(9人)
・プリントを少なくしてほしい(7人)
・もっと教科書の音読をやってほしい(5人)
〔対象:高校1年生117名実施時期:平成11年6月〕
このアンケートからも、中学校と高校で授業における指導形態(グループでの学習機会や視聴覚機器の使用等)や教材などの面でのギャップを埋めるための努力をすることの必要性が分かります。とりわけ、「根拠を明確した説明」を生徒が強く望んでいることをしっかりと受け止めることが大切です。
□参考□授業の理解度について
平成10年2月の「学校教育に関する意識調査」(文部省)によれば、学校の授業の理解度については以下のような結果が示されています。
子どもたちの学習状況を見ると、全体としてはおおむね良好であると言えるものの、多くの知識を詰め込む授業になっていること、ゆとりをもって学習できすに教育内容を十分理解できない子どもが少なくないことが指摘されています。
子どもたちの「学校生活への満足感」「学校の授業の理解度」を見ると、学年が上がるにつれて、満足感、理解度とも低下しているという傾向が見られます。
○学校生活への満足感
小学生
中学生
高校生
○学校の授業の理解度
小学生
中学生
高校生
※文部省「学校教育に関する意識調査」(平成10年2月調査)より
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