中・高連携のために-021/136page

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2 3年間の実践内容

◆中・高連携学習指導研究委員会の3年間の活動内容

委員会は中・高の多数の学校にわたる組織であることから、委員が一堂に会して研究討議をする機会は、年間3回としました。この3回を有意義なものにするため、毎年、第1回の委員会で教科別にその年度の研究内容を決め、各委員はそれに沿った研究をまとめて第2、3回の会合に持ち寄り、中・高連携の必要性、現状の問題点、更には今後の指導の在り方について議論しました。また、各年とも第2、3回には、中・高の教員が相互に授業を参観することにより、学習方法の違いを理解し、研究すべき内容を明確にしました。
委員会での議論に並行して、教材作成委員会では、平成9年度には中・高での学習の違いを前提としたつなぎ教材の「サクシード」、平成10年度には指導法の工夫をまとめた「サクシード2」を発行しました。
先進県における中・高連携の成果や、連携を進めていく上での問題点等を学ぶため平成9年度には、岡山県への視察を行い、平成10年度には、和歌山県への視察を実施しました。
さらに、平成10年度には、生徒や保護者、学識経験者や一般の方々から広く意見を求めるために、公開シンポジウム「夢に向かって学び・生きる」を実施しました。平成11年度には、公開フォーラム「見つけよう、学ぶ楽しさ・学ぶ喜び」を実施し・中学生・高校生・大学生を交え、学ぶ意義を考える内容で活発な意見交換が行われました。

◆年間スケジュール
●平成10年度のスケジュール
●平成10年度のスケジュール

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