中・高連携のために-035/136page

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◆国語部会の実践例―和歌の読み取りと表現―県南地区

◆県南地区・国語部会の実践―和歌の読み取りと表現ヘ―(平成11年11月光南高等学校で実施)

県南地区においては、中学校と高校の共通教材である和歌をもとにして研究協議を進めました。特に、中学校で学んだ和歌の知識を土台として内容理解を深化させていくことで、優れた表現を鑑賞する力を養うとともに、我が国独自の文学の奥深さを感じ取らせるために、中学校教員と高校教員によるティーム・ティーチングを実施しました。
学習指導案指導者  T1 中学校教諭T2 高校教諭
日   時 平成11年11月8日(月)第3校時 1年5組
単 元 名 和   歌
単元設定の理由 "和歌は古代から現代までを貫流する我が国の伝統文芸の代表であり、その作品は今なお現代人の心を激しく揺り動かしてやまいものである。この単元では、中学校で学んだ和歌の知識を土台として内容理解を深化させていくことで、優れた表現を鑑賞する力を養うとともに、我が国独自の文学の奥深さを感じ取らせたい。また、三十一音で表現できる内容の深さや余情を味わうことで、表現力を高め、言語感覚を磨くことを目的として本単元を設定した。"
指導目標 "1 伝統文芸である和歌の特色を理解し、その世界に親しむ態度を養う。2 和歌の作風の変遷について考えさせ、その史的展開の概略を知る。3 和歌の表現方法や内容に対する理解を深めることを通して、現代に生きる私たちのものの見方や考え方、表現の仕方を見つめ直す契機とする。"
指導計画 1 中学校で学習した和歌の確認、テーマに基づいた和歌の鑑賞…1(本時)
2 「万葉集」の和歌の鑑賞               …1
3 「古今和歌集」の和歌の鑑賞             …1
4 「新古今和歌集」の和歌の鑑賞           …1
生徒の実態 男子13名、女子27名の計40名のクラス編成である。ほとんどの生徒が真面目な態度で授業に臨んでいる。また、積極的に発言をする女子が多く、意欲的に取り組んでいる。
資   料 学習プリント

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