目標 |
1.斎藤茂吉「死に近き……」をクラス全体で鑑賞させる。
・基本的な歌の内容を理解させる。
・「しんしんと」という言葉の持っ働き、母を失うことの「悲しみ」「働突」という
2.発見した歌の内容・テーマを説明文として書かせ各自の鑑賞文を作らせる。
3.グループ内評価・自己評価をさせる。また、グループの代表を決めさせ、発表させ |
過程 |
学習活動 |
分 |
発問・教師の働きかけ(T1) |
導入 |
1.「折々の歌」にならい、短歌の鑑賞文を作り、発表すること(本時の目標)を確認する。
2.短歌「死に近き……」の内容を思い描きながら、短歌のリズムに親しむ。
3.茂吉が「しんしんと……」を作歌した時の状況を把握する。 |
5 |
1.本時の目標を確認させる。
2.音読(指名読み)させる。 |
展開 |
*歌から直接読みとれることを整理する。
1.臨終に近い「母」の状態、添い寝しながら「母」を気遣い「かはづ」の声を聞いている作者の状態、「かはづ」の声の響き方(どこに、どのように)、時間などを確認する。
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15 |
*短歌の内容確認
1.「母」、作者の状態、「かはづ」の声の響き方を確認させる。
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2.「しんしんと」が表しているものを考える。 |
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2.「しんしんと」の表現効果を考えさせる。
*テーマを考えさせる。
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*テーマを発見する。
3.「母」を失う作者の悲しみ・働突を基本テーマとして押さえる。さらに、静寂と悲しみ、悲しみと「天」がどのようにっながっているのかを深めてみる。
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3.「母」を失う作者の気持ち「悲しみ・働突」に気づかせ、さらにテーマ発見を深めさせる。
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*鑑賞文を書く
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10 |
*構成の指示をし、鑑賞文を書かせる。机間巡視しながらグループ分けの指示。個別に鑑賞文作成の助言。
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*グループごとに鑑賞文を読み合い批評する。優れたものを選ぶ。 |
7 |
*鑑賞文を互いに批評させ、優れたものを選ばせる。
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*選ばれた鑑賞文を発表する。 |
10 |
*優れた鑑賞文を発表させる。 |
まとめ |
*講評を聞き、多角的なものの見方が存在することを理解する。 |
3 |
*講評 |