中・高連携のために-046/136page

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◆具体的な学習指導案2(平成10年11月三春中学校で実施)
学 習 内 容 ・ 活 動 教員の支援 T1 教員の支援 T2
1 導 入ブラックボックスにより、ある一定の働きをするものにっいて考える。
(1)黒い箱の秘密(紙芝居)「怪盗クリーナーの箱」
(2)現実のブラックボックスについて
(3)いろいろなブラックボックスの働き
○紙芝居を用い、ある一定の働きをするものが黒い箱であることを説明する。机間指導を行う。 ○ナレーション・数字だけでなく、他の例をもとにイメージを浮かべさせる。
・ブラックボックスには、入口と出□があることにも触れる。
2 課題把握(1)次の課題を通して、数学の世界におけるブラックボックスから、関数の意味を確認させる。
◆課題:次のブラックボックスの働きは何ですか?
次のブラックボックスの働きは何ですか?
◎働きを考える。
◎2つの量の関係を式化し、関数の意味を確認する。
◎式をみて、特徴を考える。
○ブラックボックスの働きができたかを確認する。
○入る数をx、出る数をyとして式化し、関数の意味(中1で既習)を確認する。
○式y=3xから、比例関係にあることに気づかせ、表にして確認する。数学的な考え方に留意する
○机間指導を通して、理解の不充分な生徒への支援を行う。
○列ごとに個別にチェックする。
3 展 開
(1)課題を通して比例する関係を見っけだす。
◆課題:次のブラックボックスの働きを考え、2つの量の関係を式化しよう。
1…2 2…8 3…184…32 5…? 6…?
◎表にしてみると…
◎空欄に当てはまる数を求め、働きを考える。
◎2つの量の関係を式化する。
○働きのわからない生徒には、表を作成するように指示する。
○生徒が試行錯誤の後に、2乗に比例する関係を見つけだせるよう展開を工夫する。
○理解の早い生徒のための練習問題を準備する。
○列ごとに理解の不充分な生徒の支援を行う。
○質問等があれば、適宜確認していく。
4 終 結
本時のまとめと次時の予告
○関数を一定の働きという観点から確認させ、次時の学習につなぐ。  

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