中・高連携のために-085/136page

[検索] [目次] [PDF] [前][次]

◆県内の取組み例
例2原町高校
○中学校:尚英、磯部、鹿島、中村一、中村二、石神、飯館、小高、浪江、津島、浪江東、双葉、大熊、富岡一、富岡二、原町一、原町二、原町三、向陽、葛尾、川内
○養護学校:相馬養護学校
◆高校:原町高等学校
例1 塙町の場合
○小学校:塙、常豊、高城、笹原、那倉、片貝
○中学校:塙◆高校:塙工業高等学校
◆学習の効率化を目指して―原町高校の例―

原町高校が主催した「原町高等学校中・高研究協議会」は、学力向上ステップアッププランの一環として実施され、その後は学力向上サクセスプラン事業においても継続されてきました。
主な活動は、公開授業と教科別分科会であり、中学校と高等学校双方の教科指導の在り方について情報交換し、相互理解を深めることを目的として行われました。
具体的には、まず、地区内の公立中学校と原町高校の教員によって公開授業、教科分科会、全体会が行われました。その後、授業参観後の感想や今後の分かりやすい授業のための工夫等について話し合われました。
この取組みの成果としては、中学校、高等学校相互に相手の情報を得ると同時に、生徒の学習に対してどのような手だてを講じたらよいかを考えるきっかけをつくったといえます。
次に掲げるのは、そのときに原町地区で協議された内容です。

●高等学校から中学校へ
(1)目的意識を育む進路指導

何のために高校に入学するかという将来を見通した進路意識の啓発を図り、目的意識をもって高校生活を送ることができるようなオリエンテーションを進めていくことが大切です。
また、各高等学校の特色や授業の学習内容、教科の特色等についても、教科書などを参考にして示していくと、よりスムーズに高校の授業に入っていくことができる。いずれにしても、生徒の将来を見通した中学校と高校の一貫した指導が大切です。


[検索] [目次] [PDF] [前][次]

Copyright (C) 2000-2001Fukushima Prefectural Board of Education All rights reserved.
掲載情報の著作権は福島県教育委員会に帰属します。