中・高連携のために-105/136page

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◆コラム◆学校図書館の活用

平成11年度の「福島県高等学校図書館白書」(県高等学校司書研修会編)によれば、次のような結果がでています。
〔1か月に本を何冊読みましたか〕
〔1か月に本を何冊読みましたか〕
〔どんなきっかけで本を読みましたか〕
〔どんなきっかけで本を読みましたか〕

○「書店で見つけて」「好きな作家だから」が変わらず上位にある。今年は映画化・テレビドラマ化された作品が多く読まれたようである。

〔最近どんな本を読みましたか〕
□男子:「五体不満足」「おとうと」「リング」こころ」「塩狩峠」「らせん」「人間失格」「坊っちゃん」「キッチン」
□女子:「五体不満足」「夏の庭」「人間失格」「キッチン」「車輪の下」「十七歳」「こころ」「本当は恐ろしいグリム童謡」「塩狩峠」〔対象:県高等学校生徒26,716人 時期:平成11年5月〕
高校では、入学時に図書の貸し出しの仕方や図書の分類などについてオリエンテーションを実施している学校もみられます。
また、「総合的な学習の時間」の新設等により、今後も情報収集・学習活動の中心としての図書館の役割は重要性を増します。また、「朝の読書」などの実践に見られるように学校の教育活動の中で全校の生徒が一斉に読書する時間を設定することで、読書をするきっかけをつくることも大切です。クラスや学年などから始めて読書する生徒の輪を広げ、読書に親しませることにより、生徒が自発的に図書館を活用するよう働きかけることが中・高を通して大切になります。

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