中・高連携のために-112/136page

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座談会

「中・高連携を考える」

○司会
和田稔(英語)明海大学教授(前文部省初等中等教育局高等学校課教科調査官)

○出席者
青柳嘉一郎県立白河旭高等学校長(前県立田村高等学校長)
根本保男(数学)三春町立三春中学校教頭(県中地区副部会長)
杉昭重(数学)県立福島女子高等学校教頭(県北地区部会長)
宍戸千佳子(国語)福島市立北信中学校教諭(中・高連携学習指導研究委員会委員)
渡辺雅彦(国語)白河市立白河中央中学校教諭(中高研修交流教員)
※白河高等学校→白河中央中学校(平成10、11年度)
長嶺吉浩(国語)会津若松市立一箕中学校教諭(中・高連携学習指導研究委員会委員)
亀岡点(英語)いわき市立四倉中学校教諭(中高研修交流教員)
※桶売中学校→県立磐城高等学校(平成9、10年度)→四倉中学校
光井弘修(英語)県立あさか開成高等学校教諭(中・高連携学習指導研究委員会委員)
根本美智子(英語)県立白河旭高等学校教諭(中高研修交流教員)
※県立白河女子高等学校→白河第二中学校(平成8、9年度)→白河旭高等学校
小川将弘(数学)県立磐城高等学校教諭(中高研修交流教員)
※県立磐城高等学校→平第一中学校(平成9、10年度)→県立磐城高等学校

●和田 引き続き座談会のほうに移っていきたいと思います。私の方で進行をつとめるということになりましたので、発言される方も気軽にお話いただきたいと思います。いろいろな角度から要望なり、意見なりをお伺いしたいと思います。
まず、中高研修交流の先生方から、ご意見をいただきたいと思います。

■高校に入学するとすぐに全国区へ
●小川 私は、磐城高校から平第一中学校での2年間の研修を経て、磐城高校に戻ってきましたが、中・高は差があり、大きく異なっているということを実感しました。
中学校では、下位の生徒へのきめの細かい指導がなされています。例えば、中学3年生にABCをていねいに教える場合もあります。その反面、成績上位の生徒への支援がなされていないという感想も持ちました。
実際、高校入試を考えても、上位の生徒は何も勉強をしなくても、高校に合格してしまう。ですから、高校に入って、いきなり、大学受験が全国に広がって、きみたちの学校は、全国で
小川将弘教諭・亀岡点教諭
小川将弘教諭・亀岡点教諭

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