児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -054/157page

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算 数 科

<実践テーマ>

    算数的活動を積極的に取り入れ、
        図形についての豊かな感覚を育てる授業

単元名(題材)

第3学年から
   第4学年へ移行

  三角形(総時数 10時間)

実施時期 11月

単元構想のポイント
 児童が主体的に学習に参加し、楽しさや充実感を味わえるように算数的活動を積極的に取り入れる。折る、切る、写す、作図する等の活動を通して、図形の意味を理解したり、感覚を豊かにしたりして、基礎・基本の確実な定着を図る。
 問題解決の能力を育成するために、自カ解決の場と時間を確保し、見通しを持ち自ら考える活動が十分行えるようにする。
 個に応じた指導の充実という観点から、自カ解決への支援や技能の習熟を図る繰り返し学習、学習形態の工夫(複線的な指導、合同授業)を進め、指導の効果を高めていく。
 学習の緒果だけでなく過程を重視した肯定的な評価に配慮するとともに児童が自分のよさに気付く自己評価の場を設けていく。



1 実践の構想

[ 単元の目標 ]
○二等辺三角形や正三角形の性質や美しさに関心を持ち、身の回りからそれらの形を探そうとする。(関心・意欲・態度)

○辺の長さや角の大きさに着目して、三角形を多様な観点から構成、弁別することができる。(数学的な考え方)

○定義や性質に基づいて二等辺三角形や正三角形を作図することができる。また、角の大小、相等を比べたり確かめたりすることができる。(表現・処現)

○二等辺三角形や正三角形の定義、性質が分かる。さらに、作図を通して二等辺三角形と正三角形の性質の理解を深める。(知識・理解)


[ 単元の目標 ]       総時数=9時間
  学習活動・内容 留意点
数学的活動の充実

○教材の準備
○探求的な算数的
 活動(なかまわけ)
○1単位時間の弾力化(90分授業)

1.前学年での学習を振り返る。

・三角形と四角形 ・直角三角形 ・へん ・ちょう点 等々

○フラッシュカードの使用により短時間での既習の学習を振り返る。


  第1時 ひごを使って、いろいろな三角形を作ろう。

図形

2 緑6cm、赤8cm、青10cm、黄12cm 4種類のひごを組み合せて三角形をつくる。

・各10本、計40本のひごを使い、できるだけ多くの三角形を作る。

○十分な活動を保障するためにひごや台紙などの教材は多めに準備する。



第2次 三角形をなかまわけしよう。


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