児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -068/157page

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○野外観察を行い、
 直接的な体験に取り組ませる。

野外観察 写真


4 身近な植物の観察を行う。

○学校周辺で、それぞれの方法に応じて野外観察に取り組んだ。キュウリ、ジャガイモについては、近くの農家にお願いし畑で観察した。

手がかり 方   法
葉脈 野外で観察、スケッチによる記録
押し葉による保存
花びらの数 野外で観察、スケッチによる記録
ピッチンによる張り付け
野外で観察、スケッチによる記録
移植ごてで掘って調べる
茎の維管束 野外で採取、理科室にて観察
切って断面を双眼実態顕微鏡で観察


○生徒が成就感達成感を持てるよう、
 ガイダンスの機能を生かし自主的
 な学習への取り組みをめざす。

学習 写真

○一人一人の実験観察の能力などに応じた学習支援を心がけた。

生徒 生徒の活動の様子・支援
 ヒメジオンを調べていくうちに深く興味を持ち、ハルジオンとの違いなどについて調べていった。時間の関係で、自分が興味を持って調べたい内容を優先させて、ネギについてはコンピュータなどで後の活動で調べるようになった。
 細かい作業で心配もあったが、茎を理科室に持ち帰り、一人黙々と観察の活動に取り組んだ。正確な情報を得ようと意欲的な活動だった。記録には時間がかかり、書けない部分も残ったが、維管束のしくみを得ることができた。
 花びらを貼り付けて保存したいと希望したため、「透明フィルム」を職員室より持ってきて花の観察の授業で使用した方法を取り入れていた。準備段階で用意できればさらによかったが、既習内容が生かされていた。
外での観察を好み、根を掘る活動に楽しく取り組んでいた。Eと協力して調べる場面も見られたが、他人に頼らず自分でやろうとする積極的な姿勢であった。
 観察・記録には手際よく取り組んでいた。根よりも葉脈などの方法を選んで調べている。観察方法について自信を持たせ、根の調べ方についても、進んで取り組んだ。
 Dと一緒になって取り組んでいた。

○友達の手がかりにも興味を持たせ、友達の様子も観察させた。
○観察での疑問点などは、友達に相談したり、資料集で調べるようすすめた。
○観察結果を、方法に応じて、理科レポートに記録した。


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