児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -090/157page

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楽器が多くても、自分たちの音に集中できるよう隣りの家庭科室も練習の場とした。


[ 教師の情報交換も短時間で ]

○4つのグループのうち2つのグループずつを担当する。
○2つの教室の間で簡単な打合せをする。
○練習の方法についてアドバイスをする。
○学習カードをもとに班や個人のめあてをとらえ活動をふりかえさせる。


[ 2つの教室にわかれて指導を ]

○どうして止まっているのアと声をかけ、練習のポイントを示す。
○練習がうまく進まないグループに、もっとゆっくり演奏する等をアドバイスする。
○それぞれのアンサンブルの練習の後に全体で合わせてみようとアドバイスする。
○グループを2つにわけて演奏を聴き合い、お互いに意見を出し合わせる。

グループ練習 写真

[ 音色を大切にするために ]

○歌が聴こえるような演奏になるように全体で確認をした。
○自分たちの分担の演奏で精一杯いっぱいだったためメロディーが聴こえない班が多かった。
○感想を聞いたが、メロディーが弱いことや工夫の仕方には気付くことができなかった。
○CDに入っている「茶色の小びん」の合奏曲を聴きかせた。すると、笛だけだった班が歌の部分に鍵盤楽器を入れると少ない人数でも聴こえることに気付き、楽器の構成に工夫をいれた。
○工夫を聴かせることによって、歌の部分がきこえる、繰り返しの時に違う楽器が演奏しているなどに気付くことができた。


[ MDに録音し演奏を聴く ]

○MDに録音した。自分たちの演奏なので集中して友達の演奏を聴くことができた。録音したものは次回聴かせることにした。
○演奏の工夫は班で似たものが多くなったが、それぞれの班なりの考えがあったようだ。最後に発表の場を授業参観に設定した。始めに伝えておくことで休み時間に練習する姿がみられた。発表の場の設定は意欲的な取り組みを促すことになった。


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