児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -094/157page
図画工作科
<実践テーマ> 自己選択・自己決定の場を広げ、
自分の思いを生かした幅広い造形表現できる授業単元名
(題材)第6学年
よろこびを形に (8時間)
実施時期 10月 単元構想のポイント
○題材開発
・心が弾む、夢中になる題材の開発
・思いが広がる題材名の設定○幅広い造形表現
・自己選択・自己決定のできる場の設定
表現内容、表現分野、表現方法、材料、用具等○造形環境
・材料プールの活用
・発表展示の場の工夫○評価支援
・個に寄り添った共感的支援の工夫
・交流の場の設定
・相互評価の方法
1 実践の構想
[ 題材の目標 ]
○自分らしい思いをもち、楽しみながら創造的に表現しようとする。
(造形への関心・意欲・態度)○感じたことや考えたことをもとに想像力を働かせ、自分らしい発想や構想をする。
(発想や構想の能力)○表したい感じが表れるよう、造形感覚や創造的な技能を働かせて表現する。
(創造的な技能)○表現の過程や作品を通して、自他の表現のよさを感じ取ったり、味わったりする。
(鑑賞の能力)
[ 題材の展開 ] 学習活動・内容 留意点 <題材開発> 子供たちの身近にあることをテーマにしながら、幅広い造形表現が可能になるような題材名を工夫する。
題材との出会いから自分が表したいことを考え、それに合わせて材料を集める。 (30分) ○題材と出会う。
○「よろこび」のイメージを広げる。
○自分らしい発想で表したいことを考える。
・どのような「よろこび」か
・材料や表現方法など
○自分の表したいことに合わせて材料を探し集める。(時間外)・「よろこび」のイメージを広げさせる。
・自分の思いを大切にし好きな材料や方法で表現することを伝える。
・材料を集めるための時間を十分確保する。
・材料プールの活用自分の思いがよりよく表れるよう、表現方法や材料の生かし方などを考えながら、創造的に表現する。 (195分) ○自分のイメージをもとに表現する。
・表現方法、材料の生かし方などを考・子供たちが必要に応じて準備した用具に加え、教師も材料から、