児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -104/157page

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家 庭 科

 <実践テーマ>

実践的・体験的な活動を繰り返す過程でよりよい生活を創り出す
    喜びや成熟感を味わい家庭生活への関心を高めていく授業

単元名
(題材)

第5学年

  生活ウオッチング (24時間)

実施時期 1学期

題材展開のポイント

○子供の生活を総合的にとらえ、子供の視点や意識の流れを大切にして題材を構成する。

○一人一人の家庭生活に生かせるように子供の生活から課題を見いだし、自分なりの考えを持ってその課題を解決していく問題解決的な学習の過程を大切にする。

○実践的・体験的な活動の目的を明確にし題材の中に効果的に位置付けるとともに、段階を追って、基礎的・基本的な内容を確実に身に付けられるようにする。

○教師間の協カ、家庭との連携を通して、できた喜び、家族のために役立つうれしさを十分に味わえるようにする。


1 実践の構想

[ 題材の目標 ]
○家族の一員としての自覚を持ち、生活を支える仕事に進んで取り組もうとする。(生活への関心・意欲・態度)

○生活の様子を詳しく調べ、自分の生活に応じた課題を設定し実態に応じ工夫しながら追究している。(生活を創意工夫する能力)

○簡単な調理の仕方、身の回りの整理・整とん、清掃の仕方、手縫いによる簡単な縫い方、被服製作や調理の用具の安全な取り扱いができる。(生活の技能)

○自分や家族を支える仕事、栄養的にバランスのとれた食事の必要性、整理・整とん、清掃など身の回りを快適に整える手だてについて説明できる。(生活の知識・理解)


[ 2年間を見通した年間指導計画と本実践の位置づけ ]

1.自校の子供の生活、学校、地域社会の実態や発達段階を考慮し、学校行事、季節など子供の生活の自然な流れに沿った自校の年間指導計画を作成した。

2.題材は、生活を見つめる目を育て生活への関心を高めるとともに、今後の家庭科学習の学び方や見通しを持たせる題材として5年生1学期に設定した。


5年

60時間

題材名
(時数)
こんにちは家庭科(4) 生活ウオッチング(24)(本題材) 校外学習を楽しく(22) 地球に優しい
暮らし方(10)
学習内容 1 家庭科室探検
2 裁縫箱をのぞいてみよう
1 家庭の仕事夫作戦
2 食事作れるよ
3 家の中を気持ちよく
1 ふさわしい着方
2 ナップサック作り
3 ご飯をおいしく
1 ゴミの始末の工夫
2 リサイクル
3 エコクッキング
指導要領の内容 (3)(5) (1)(3)(4)(5)(6) (2)(3)(5) (5)(7)
6年

55時間

題材名 ようこそ1年生(4) 健康で快適な夏の暮らし(20) 家庭の仕事はおまかせ(21) めざせ快適空間(10)
学習内容 1 手縫いのネーム作り
2 通学班の旗作り
1 気持ちのよい着方
2 涼しい暮らし方
3 スタミナ料理
1 家族のための食事作り
2 家族へのプレゼント
3 家族とのふれあい
1 見直そう私たちの暮らし
2 テーマ学習
指導要領の内容 (3) (2)(4)(5)(6) (1)(3)(4)(5) (8)(1〜7)

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