児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -105/157page
[ 題材の展開 ] 学習活動・内容 留意点 役割演技の導入
1 家庭の仕事大作戦パートI 2時間
(1)家庭の仕事は誰のため(1時間)役割演技を通して手伝いを頼まれたときの家事参加に対する考えを話し合う。 1.お手伝いを頼まれた際、どんな態度をとるかの役割演技をする。
●引き受ける●ことわる
2.それぞれの立場を話し合う。
●自分●家族(2)やったあ!お手伝い大作戦(1時間)
それぞれの立場で理由を話し合い家事参加に対する自分の意識に気づかせる。
手伝いを引き受けることで家族が助かることに目を向けさせ、実際にやってみようという気持ちを高める。お手伝い大作戦の成果を話し合う活動を通して、生活を支えていくための仕事が数多くあることを理解するとともに自分も家事参加をしようとする意欲を高める。 母親のコミュニティーゲスト
実践的・体験的な活動の段階的な設定
●技能習得のための実習
●技能を確かめ定着を図る実習1.お手伝いをした様子を話し合う
●自分や家族の生活を支える仕事
●衣・食・住の分類
2.友達のお母さんの話を聞く。
●家事参加の意義
●家族の一員としての自覚
2 食事作れるよ9時間
(1)食事の工夫(2時間)
(2)野菜をおいしく食べよう
1.切り方人研究(2時間)
2.味付け大研究(2時間)
3.スペシャルサラダの
計画と実習(3時間)
3 家の中を気持ちよく12時間
(1)めざせ!そうじ名人(4時間)
<ながめてみよう、身の回り>
(2時間)体験を交流しあうことで家庭の仕事の多様さに気付かせ、家族への感謝の気持ちを持たせる。
母親の話を聞くことで、家族に役立つ喜びを味わわせ、実践への意欲を高める。
切り方、味付けのミニ実習を取り入れ、段階的に技能を身に付けるようにする。
実習の後片付けから,整理整とん、清掃の必要性に気づかせ、次の小題材へ無理なく移行できるようにする。
実践的・体験的な活動の段階的な設定 ●課題把握のための調査活動
身の回りで乱雑になったり汚れたりしている場所を清掃することで身の回りを整えることに関心を持つことができる。 1.校舎内や家庭でもっときれいにしたい場所をあげ、汚れた状態やそのことによって困ることを話し合う。 あらかじめ気になるところを調査させて、整とんや清掃の仕方について自分なりの課題が持てるようにする。