児童生徒の夢がかなう福島の教育の実現に向けて -137/157page

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2 授業の実際

[ 1時間目 ] 社会科の先生との協カ授業を通しての自己課題の設定

どの国を調べるか、自己課題を設定する。 :アジアの国のものしり博士になろう。

社会科の先生と
の協カ授業

○社会科の先生にアジアの6ヶ国 (Korea, China, India, Philippines, Singapore, Thailand) の説明をしてもらい、生徒の興味・関心を喚起した。(写真1)
 なお、次は生徒の感想である。

・社会科の授業で学習した以外のことも知ることがでぎて、よかった。中国の衣装に興味をもったのでインターネットで調べてみたい。

・インドについては学習していないので、もっと知りたい。

アジアの説明 (写真1)



どの国の何について
追究したいのかの
自己課題の設定

○説明を聞いた後で、生徒は調べたい国の第一希望と第二希望を紙に書き、その国の何について調べるかも書いた。(資料1)

○効果的な発表について話し合い、次のような意見が出された。
・ただ発表するだけでなく、絵、写真、衣装なども着て
 現実味を出して説明しては。(方法は班のアイデアに任せる。)
・発表後、 Q&A を設けると一方的でなくなると思う。

○英文が作成しやすいよう、発表時のサンプルの表現を示した。また、口頭でも十分に練習した。 (資料2,3)

資料 1
1 説明を聞いた国で、興味をもった1番目と2番目の国をあげなさい。
2 その国の何に興味がありますか。
 A 場所、人口、国旗、特産物等
 B Cloths (民族衣装等)
 C Food (伝統的な食べ物等)
 D Music (伝統音楽等)、芸能面等
 E 歴史上の人物、建築物、仏像等
 F Language
 G 政治、経済

資料 2
Our country is ______.
This is _____flag.
There are _____people in our country.
Our native language is _____.
_____ is famous for _____.
The Japanese borrowed some ideas form our culture, such as _____.

資料 3

<発表を聞いて困ったとき>

もう一度言ってほしい時
Say it again, Please. / Pardon ?

大きな声で言ってほしい時
Could you speak a little louder ?

ゆっくり話してほしい時
Could you speak a little slower ?


<1時間目の授業と2時間目の授業の橋渡し>
○放課後、学級委員から意見を聞き、生徒本人の希望、人間関係、英語の力、リーダー性、男女のバランスなどを考慮して、グループ活動の班を決定した。


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