教育福島0002号(1975年(S50)06月)-046page

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わが校のほこり

若松女子高等学校

 

若松女子高等学校

 

本校は創立五十二年、名城鶴ヶ城のほとりに位置し、その姿を外濠に映し普通科二十四クラス、家政科六クラス生徒総数千三百六十一名、努力目標の学力の向上とともに運動の生活化をかかげ努力を重ねている。

正科の必修クラブ活動はもちろんのこと、生徒会部活動、特に運動クラブにおいては、教職員の献身的な指導により、すばらしい伝統を築きあげ、今も各種大会でその名を誇っている。

昭和二十三年バスケット優勝、二十六年には体操、二+八年バドミントン三十年バレーボール、三十五年ソフトボール、特に三十二年には全国大会で平行棒で個人優勝、新しくは陸上、弓道と、それぞれ県大会で優勝の栄光に浴し、それが伝統となり、現在もなお栄光の道を歩いている。

一方、文化系でも演劇部の優勝、学校家庭クラブの充実等、着実に成果をあげているが、家庭クラブでは公衆道徳の意識の向上と奉仕の精神のかん養を目的とし、鶴ヶ城の清掃、老人たちへの奉仕と、モチーフ編みによるひざかけ肩かけの作成、またホームマネージメントの利用による家庭経営の実習LLの施設の活用による国際的視野に立つ英語教育等に力を入れている。

学力の向上とクラブ活動の充実の両立を目指し、真の高校教育のあり方を追求しているというのが本校の姿であると言えよう。

 

家庭クラブ員の鶴ヶ城の清掃

家庭クラブ員の鶴ヶ城の清掃

 

県大会優勝の道を歩む新体操部

県大会優勝の道を歩む新体操部

 

弓道部の練習風景

弓道部の練習風景

 

栄光のバレーボール

栄光のバレーボール

 

 

 


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