教育福島0004号(1975年(S50)08月)-046page

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わが校のほこり

白河女子高等学校

 

白河女子高等学校

 

校舎前景

校舎前景

 

新入生の歓迎ダンスパーティー

新入生の歓迎ダンスパーティー

 

第6回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会

第6回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会

 

視聴覚教室にて授業風景(地理)

視聴覚教室にて授業風景(地理)

 

本校は大正三年白河町立実科高等女学校として創立、大正十二年県立白河高等女学校となり、県南で古い伝統と立派な校風を樹立して今日に至っている。自然環境に恵まれ、地域の大きな期待と希望に満ち、普通科二十七学級で卒業生は一万一千名を越えている。

本校では毎年桜が満開になるのを待って、新入生歓迎ダンスパーティーが開かれる。上級生からワッペンやリボンをつけてもらった新入生はリードよろしく校庭一ぱいに乱舞し、高校生活の出発を飾る。

また視聴覚内部設備も完備され、授業を中心に毎日フルに利用されている。更に各教室、特別教室にもテレビ受像機をつけることが今後の課題となっている。

五十年度のスポーツセンター校としては、バレー、陸上競技、体操、バスケットの四種目。各種目とも活躍しているが、バレーのみを紹介すると、“県高校NO1のマナーを身につけよう。そして技はともかく精神力とボールヘの執念を試し合おう”の合言葉で始めたバレー部……。

まかれた種は芽を吹きはじめ四十八年国体出場、そして四十九年度は東北大会優勝から全国選抜優勝大会へとこまを進めた。更に五十年度は東北六県高校選手権で県下初の決勝進出を果たした。五十三年度インターハイに向かい新たなスタートラインに立つ本校バレー部。限られた条件の下で効果的なチーム編成が高校スポーツの真のあり方だと思う。全国レベルへ引き上げる道は険しく長いが、いかなる方法でたどりつけるか、今後の大きな課題となろう。

 

 

 


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