教育福島0030号(1978年(S53)04月)-046page

わが校のほこり

　

　

白河市立　白河中央中学校

　

　

正門からみた南校舎(玄関側)

　

　

OHPを活用しての授業風景

　

昭和四十五年の学校火災後、「校地は緑、校舎は美、我らは気力」のスローガンのもとに全校一丸となって再建に努力し、昭和五十年度環境緑化コンクールで県知事賞を受け、現在、紅白のかれんな花をつけたハナミズキやユリノキをはじめ、百九種類、千八百十七本の樹木が白亜の校舎をやわらかくつつんでいる。

「教育機器活用による学習指導法の研究」は七年目を迎え、年間四回の校内研修会と、各教科の実践授業を通して着実にその成果をあげている。

ちなみに、四十台のOHPは、フル回転のあまり、たえず修理に追われている現状である。

昨年度、文部省から、「体力つくり研究学校」に指定され、「体育的行事と余暇利用を結びつけ、体力の向上をめざし、体力つくりの生活化をはかるにはどのようにすすめたらよいかいのテーマのもとに、水泳・なわとび・サーキット等の課題による自己訓練を通して体力つくりに励んでいる。

　

　

岩石園に続く中庭庭園

　

　

昼休みのフォークダンス(生徒会)

　

昼休み、千余名の生徒が、校庭せましとサーキット・トレーニングする風景は壮観である。

生徒会では、「行動する生徒会」をテーマに、会員の交流を深め、一人一人が生徒会活動に参加し、活気ある学校生活を目標に、フォークダンスや小さな親切運切運動、廃品回収などの奉仕活動を展開している。生徒の自主活動が部活動にもあらわれ、昨年度県中体連県大会で体操男子が優勝、三種目が準優勝するなど、数々の好成績を収めている。